電池交換不要のソーラ時計が止まってしまう理由

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電池交換不要のソーラ時計が止まってしまう理由

時守人ブログ(ときもりびと)

2018/02/10 電池交換不要のソーラ時計が止まってしまう理由

電波ソ-ラー

 

この季節になるとご相談や修理依頼のお持ち込みが増える時計がソーラー時計です。

 

太陽光や照明のエネルギーを電気エネルギーに換えて動く時計です。

電池式の時計が2年程度で電池交換が必要になるのに比べて電池交換不要であることがセールスポイント!

 

そのうえ、ここ数年はセイコー・シチズン・カシオの各社が、電波を受信して日付や時間まで誤差なくぴったりと合わせてくれる電波ソーラー時計に力を入れています。

テレビコマーシャルやポスターをご覧になりお買い求めになられる方も多いようです。

 

「電池交換不要」

「時間がズレない」

 

メリットばかりのようですが、止まってしまう理由があります。

 

時計が袖に隠れていませんか?

 

「毎日着けているから日光にも照明にも当たっているはず」と思われる方。

要注意です。

時計が袖口に隠れていませんか?

いくら爽快な朝のウォーキングをしても腕時計が袖口に隠れていれば時計は太陽に光を浴びることはできません。

1か月に1度くらいの割合で天気の良い日に、窓際において充電をするという習慣づけをされるとよいかもしれません。

 

完全に止まってしまった時計の充電時間

例えば・・・シチズンのH128という機種の場合

【通常に動く状態を1日保つ】には晴天時の屋外で4分ですが屋内照明では4時間の充電時間が必要です。

【時計が停止してから通常に動き出すまで】には晴天時の屋外で40分ですが屋内照明では14時間も必要となります。

【時計が停止してから充電完了まで】にはなんと!屋外の晴天時で30時間かかり、屋内照明では970時間必要になります。

電卓の充電切れと異なりかなりの時間の充電が必要です。

お陽様の力の偉大さを改めて感じますネ

 

充電しても時間が合わない、動かない場合

充電して動き始めたが時間が合わない

基準位置のズレが考えられます。

磁気などの影響で針の基準位置がズレてしまった場合はいくら強制受信をしても時間がズレたままになってしまいます。

取り扱い説明書に記載されている内容に従ってボタン操作をして調整が必要となります。

 

それでも動かない、時間が合わない場合

しっかり充電したのに動かないあるいはすぐに止まってしまう場合

ソーラー時計・電波時計に関してはいくら腕のいい職人がいても専門の機械と部品がなければ修理が出来ませんのでメーカーに修理依頼をしなくてはなりません。

弊社からメーカー修理可能です。

 

私たち時計店が出来る事

いくら時計修理の技術があっても修理が出来ない電波ソーラー時計。

それでは時計修理を行っているハナブサとして何ができるのか?

お客様の声をお聞きしていく中で現在は下記のサービスをおこなっています。

 

(1)充電と基準位置合わせ

お預かり期間1週間。¥2,000(+税)

充電が完了しても時間が合わない場合ボタン操作で基準位置合わせを行います

万が一これでも時間が合わない場合は料金は発生しません。

メーカー修理をご希望の場合はここからメーカー修理へ移行させていただきます。

 

(2)ケース、バンドのクリーニング

お預かり期間3~5日 ¥4,000(+税)

裏蓋を開けず、ケースから金属バンドを取り外してバンドのみ超音波洗浄。

ケースは手拭き仕上げとなります。

※クリーニングの事例は「修理事例」をご参照ください

 

(3)メーカー修理への取次・ご説明

 

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